きつい、思ったよりきつい。

やっぱり私は死ぬ運命で生まれてきたのかもしれない。
今までどこでも優等生でもてはやされた。
何も人間をみてなかったのかも。

でも、これで死ねるならすっごい幸せな気がする。
もう働かなくていい。
もう失恋に泣かなくていい。
自分のコンプレックスとも戦わなくていい。

首を軽くつってみた。
できるかな。

いざという時に出来ないこと。
今はそれだけが怖い。
最後に死ぬだけの勇気をもつにはどうしたらいい？
彼が冷たく振ってくれたらそれだけで死ねる？
運悪く、幸せな気分になれることが起こったらどうしよう。
今は死ねないことが怖い。

ちゃんと準備しなくっちゃ。
いっぱい準備しなくっちゃ。

そう思うと、仕事が手につかない。
でも、仕事もめちゃくちゃキツイので、死にたくなって幸せ。

神様が私が死ねるように応援してくれますように。

27日の最後の話を前にして、×のうとするのと、彼への未来にかけるのとで、ブランコ状態だった私。

周囲からは全く明るいと言われてる私が、中絶を繰り返し、二股の末に、自殺を考えてるなんて、世界中に嘘ついて暮らしてるみたいで、×にたい原因とは別に、世の中が嫌になってた。
彼との電話の中で、例え自分がどんなに汚くて、それを隠して友達と付き合っていても、
自分の中の社会だから、なんとも思わないと聞いてから少し楽だった。
私が心の中で何を考えていても、友達全員にそれを隠していても、
みんなそんなことを気にしたりしない。言葉にさえしなければ。
それなら、別に友達を騙そうが、本気を出さないでおこうが、関係ないと思った。

その後から、とってもいろいろなことが楽になった。
ただ、自×しようとしていることさえ、楽になってしまい、自分の為には、×ぬことさえ構わないのかと思った。

さて、今日。
始まりはなんだったんだろう。
授業中だったのは確か。

自×する前の日の準備について頭を巡らしていた時だ。

最後に首をかけるときは、自分を戻れない場所に追い込むために、
彼の両親に全てを書いた手紙を送って、私の家族を守ってもらうようにお願いしようと思ってた。

で、

例え、×ねないとしても、彼の両親に全てを知ってもらって、
私がなくした一番大切なものと同じように、彼が大切にしている家族との絆を、
本当の事実をつきつけて、一緒に十字架を背負ってもらえたら、それだけでも楽になるかもしれないと思った。

確かに×にたかった。本当に彼以外には、生きる道がなかった。

なのに、同じ十字架を背負ってもらおうと考えた瞬間に私のこころは楽になった。
なんて、汚いんだろう。
なんて、残酷なんだろう。
これじゃ、復讐になっちゃう。

少しだけ用心深い私の頭は時々、とてつもない残酷な復讐を考えつくことがある。
私はそんな人間だと言うことは、昔から知ってた。
大事なものがわかるから、大事なものの壊し方がわかるから、人を傷つけるのは簡単。

この場合は、傷つけたいわけじゃないけど、なんとなくフェアな気がする。これで。

とすると、×ななくてもいいのかもしれない。

とにかく、今心の調子が良すぎるので、あてにはならないけど、
ひとつの解決方法をみつけた。

どうなるんだろう、私達は、私は。。。

って、寝てるだけなんだけど。

今日はなんと14時間睡眠。
なんだかなぁ。
その前が3時間睡眠だから、でも平均しても8時間睡眠以上。
いつからこんなに寝られるようになったんだか。

ネガティブなことを考え始めると寝るという寝逃げの処理をとってるけど、
なんだかなぁ。

明日から生活を立て直そう。

それでもおかげで彼には全くネガティブなことを言わずにこれている。
それは自分にとってはとってもいいことのように思う。

これからどうしよう。
とりあえず27日に話すまでは、明るい自分でいるというスタンス、間違ってないよね。

辛い長電話。

きっかけは寂しい気持ちからだった。
彼から欲しかった「好きだよ」の言葉。
初めてもらうことが出来なかった。。。

完全に詰まってしまった彼。

私は自分が決断するしかない、とその瞬間強く思った。いつも、ひとりでは決断しながら、彼との間では一言も言えなかった私が、初めて決断を迫るための質問をすることが出来た。

本当に決断しようとしたあの覚悟、自分がいい加減じゃないと思った。
結局彼の答えは私への優しさと、気持ちであふれたもの。それでは、決断はできなかった。

２７日までストップ。。。

もう、遺書書き始めようかな。

彼に電話をしないと言ったものだから、携帯にコールして諦めていた私。
彼が携帯のコールは一度くらいじゃ気が付かないと言ってたから。。。

ところが、実は彼のほうでは受話器をあげると切れる電話が何度もかかっていたらしい。。。


って、ことで留守電に悲鳴に近い「やめてくれぃ」のメッセージが入っていたので、
彼に電話。

なぜか今日の電話は大盛り上がり。
なぜでしょう。

ってそしたらハッピーハッピーなのです。

だみだこりゃ。。。
やっぱり電話がないと駄目ですね。

調子が。。。

また、彼に変な手紙を書いてしまうかも。。。

だめだ。

友達がお土産にと、浜田省吾のベストアルバムを持ってきてくれた。

た、たまらない。

浜田省吾は、初めてつきあって、５年続いた彼とのとんでもなく思い出の歌手。
ベストはその思い出を詰め込んだみたいなアルバム。
かなり卑怯な気もする。

自分の立場も忘れて、思わず昔の彼の声が聞きたくなった。

おいおい、自分。

何故か妙に心に余裕のある毎日。

昨日までの四日間、実はかなり苦手な友達が遊びにきていた。
自慢話が多くて、それも私がなくしたものについてばかり。
日本では彼女に会うたびに憂鬱な思いに悩まされていた。
何故か、今回は軽くクリア。
恐らく、ガイドに忙しくてそれどころでなかったのか、私が知っていることに関して優越感を持ってしまったのか。
どちらにしても、汚い自分の心の動きだけど、まぁ、また手首を×るような酷い落ち込み方をしなくてよかった。

そして、月曜日の朝。
混雑する電車の中でいつでも嫌なことを考えていたはず。
今日は、少しは考えたけど、途中から違う話になったような。

どうした、とまと。。。
だからといって、×ぬことを諦めたわけじゃない。どちらかというと、本気度がかなり高くなってるんだけど。。。
もう、生きることを諦め始めたのかな？


まぁ、そんなことで、彼を悩ましつづけてる電話もこの勢いで辞めてしまおうかと。。。
２７日に話す、話を最大フォーカスにして、それまでは電話もしない私でおこうかな。
彼からだけ電話してくる関係というのも、もう無かったし、二度と無いような気もするし。

この元気な私がどこまで続くかわからないけれど、がんばるぞー。
おー。

なんだか、×ぬ計画を着々と進めている割に、元気な自分が恐ろしくもあり…

朝起きているわけない、と思いながら電話してみる。
いきなり不機嫌な声。まだ、９時でしょ？
疑問に思ったら、解決しないと気がすまない主義の私にとっては、結構辛いこと。

どーも、もう１人の彼女と上手く行ってないと言うか、向こうもおお暴れらしい。
って、私は昨日の夜彼女の携帯に電話をしてみたから、実はしってたりして。
間違い電話を装ってかけたけど、すっごい不機嫌な声をしてた。
普通間違い電話でもあんな声はしない。。。

てな、背景を知っていたので、「あー、向こうの彼女のことで、ばててるのね」、なんて冷たく分析。
帰国したなら、いつでも楽な答えを出せるように手伝って挙げられるけど、
まだカナダにいるときになにかすることはできない。


それにしても、別の彼女のせいで私に八つ当たり？？？
どないなことですか、これ。

まぁ、毎日毎日、どっちからも電話掛けてきたら、ノイローゼの一つにもなるかなぁ。
でも、「自分が蒔いた種」って言ってたから、解決する気はあるのかなぁ。
もう、本気で×んでもいいや、って思ってから妙に強い。

今日も私の嫌な記憶を思い出させるので、嫌な友達が来たんだけど、
なんだか上手に対応して、乗り越えられそうな気分。
彼女夫妻が来ること本当に怖がってたのに。
なんだかなぁ。
私は本当に×んじゃうのかなぁ。

１２がつ２７にち、次第だね。

電話を発明した人はなんて偉大なんだろう。

二日間電話をしないと約束した、二日目の朝。
気分は最悪、受話器を手にとっても電話しないと決めた以上、かけられない。
というより、掛けない自分がいなければ、この先が不安だったのだ。
そんなところに彼から電話があった。
全ての不安が一気にふっとんだ。

このところ変な安定の仕方と言うか、変な不安定の仕方をしている。
ある意味、一番悪い状態を考えきってしまって、覚悟がついたから、落ち込みようがなくて、開き直った状態。
なのに、少しずつ、少しずつ、頭をよぎる、不安や疑惑。
帰ってこない夜、メールの無い夜、彼女と出掛けているのではないかと、考え始めるとやっぱり駄目だ。
電話を掛けていないことを確かめて、自分を傷つける。
覚悟を決めた以上、これ以上やることもないのに。

昨日は久々に自×掲示板に行って、方法についていろいろ調べてしまった。
また、そんなことやってる。。。
でも何故か、気分は妙に明るくて、楽に×ねる方法をみつけて、喜んでみたり。
明るく×ぬことを考え始めてしまった。
なんなんだろう、この心理は。
自分でもさっぱり判らない。
そんなに今の現実から逃れられることを望んでいるんだろうか、そうだとしたら本当に×んじゃうね。私。

そんな朝だった。
携帯に電話して、いないことを確かめる。話中。
彼女とだ。。。
最後に受話器をもって置いたとき、電話が掛かってきた。
「×××？」彼の声。

彼の話はあまりにも厳しい職場の環境。
休日の明日も、土曜日も出勤。そして日曜日から出張。
忙しすぎて彼女のことを考えてる暇なんてない。
そして、会ってる暇も無い。
本当はそれが一番嬉しかった。
そして、私が今うだうだ言っちゃいけないことをもう一度思った。

彼を信じよう。そして、信じられなかったらあきらめよう。ただ、それだけなのだ。
誰がなんといっても。
それが悪いことであったとしても。
周囲に迷惑をかけるとしても。。。それしかできない。
今のうちに出来るだけの善いことをしておこう。意味が無いけど、良心が痛すぎるから。

このメールは、本当に余裕が出来たら読んでくれればいいです。
ちょっと調子が悪くて、Ｋにメールを出すことで落ち着こうとしてる
だけなので。
自分の中で暴走しそうな気持ちを、Ｋに読んでもらえるかもしれない
メールにすることでしか、抑えるしか方法が思いつかなかっただけです。
余裕が出来たら、読んで。余裕がなかったら絶対に読まないで。
多分、その頃には私が読まないでって言うかも。


今日朝、８時過ぎに電話をしたらｋが出た。日本は１０時過ぎだったから
帰っていて当たり前なんだけど、期待してなかったからちょっと驚いた。
そして、すぐ電話を切ったら声が聞きたくて、どうしようも無くて
かけてしまった。
そして、すっごい自己嫌悪。
迷惑ばかりかけてる。
会話だってなくなっちゃうね。こんなにいっぱいかけたら。


最近のメールは私は謝ってばっかり。困ったことばかり。
子供のようで、不安定でただもう情けない状態。
こんな私なら、嫌いになっても当たり前だ。
もう、駄目なのかもしれないって。。。

Ｋと繋がっている自信がないと、どうしようもなくなっちゃう。
１人でいると、気がついたら彼女とＫのことばっかり考えてる。
みぞおちのあたりがどうしようもなく、ぎゅっと何かがこみ上げてきて、頭が痛くなって。気が付いたら泣いてる。
なんでこんなに嫉妬深い私なんだろう。

彼女は綺麗な人で、きっとお料理も上手で、
ｋにとって居心地のいい人なんだろうと思う。
私は…
そう思うと、自分を消したくなる。嫌なことばっかり考える脳みそごと
吹き飛ばしてあげたい。
生まれ変わったら、きっと全てを忘れてやり直せる。
今度はちゃんとした自分で、もう一度いちから始められる。

１人でいると、もうだめかなぁって何度も思う。
ここまで来たら、終わるしかないのかもしれないって。
それなら、早く自分を消してあげたい。
苦しい嫉妬も、情けない脳みそも終わるかな。


でも、まだ可能性があるならば、諦めちゃいけない。
可能性がなくなったら、諦めればいい。簡単なこと。


まだ、Ｋの声は優しいから。６週間と書いたメールをくれるから。
まだ、好きだよといってくれるから。
電話をかけてきてくれるから。会いに来てくれるから。
いっぱい、いっぱい未来を信じなきゃだめ。
どんなに寂しくても、どんなに苦しくても
Ｋが彼女とデートをしてても、彼女を本気で好きでも、彼女にキスをしていても。まだ諦められない。
いつか諦める時になったら、自分を消せばいい。
それならまだまだ頑張ろう。
苦しくても、あきらめない、考えないことは出来なくても乗り越えていこう。

生きたくないけど、死にたくない。
私の体だけ他の人にあげられたら、生きたい誰かに体だけあげられたらいいのに。
本当にそう思う。

でもまだ頑張ろう。最後までは頑張ろう。
まだきっと明るい未来はあるはずだと、思うから。
がんばれ、がんばれ。

Ｋにしか、死にたいと言える人がいない。Ｋ以外の人に言っても害にしかならない。
Ｋに言っても害にしかならないけど、新たに死にたいという人を増やしたくない。
自分の中に閉じ込めてたら、おかしくなりそうだった。
誰かに吐き出さなきゃ、頭が壊れそうだった。
死にたいと吐き出してから、がんばる力をもう一度確かめたかった。

本当に死んだ方がいいのか、諦めずに頑張ったほうがいいのか、最後の私にしかわからない。
死ぬことはいつでも出来るけど、頑張ることは今しかできないから、頑張ろう。

いつか、私の心が治ったら、ちゃんと幸せになれる。
それまで頑張ってみよう。

彼の忙しい二週間はがんばろうという気持ちになった。
何故だか判らないけど、とっても気分がいい。

がんばってみようと思う。

とりあえず、二週間だけでも甘えずに頑張れるかな。
私が彼に書いているメールが何だか変。
こびてるみたい。いやだなぁ。
こんなことをやってるときっと疲れてしまう。

どうしたら、明るくなれるかな。
とりあえず、残りの時間を頑張ってみよう。
そして、いいことを考えよう。

駄目なことは考え尽くしたんだから。

彼は４０日経ったら会えるから頑張れという。
「４０日経ったら彼女か私か決めなきゃいけないのに。」

何を考えてるんだろう。

もう、どうでもいいやという気持ちが心いっぱいになってきた。

本当に×んでも構わないと思ってしまう私の心、
病気なのかなぁ。

今日、朝の地下鉄で段々気分が鬱々としてきて大変なことに。。。

思わず彼に電話。
普通ならいるはずのない時間。
留守電でもいいやとかけた電話が繋がった！！
だけど、なぜか出てもらえない。
「話中？？？」「また彼女と？？」
高まる不安。　携帯には繋がらない。
３回目に掛けた電話で彼が、「弟と話してるから後でね。」

暫くして掛けなおしたら、異常に疲れてる声で、でも優しい声で対応してくれた。
これで一日大丈夫。がんばろう。

なるべく友達といようと、いろいろ頑張ってみたものの、
夕方になったら何故だか(>_<)が出てきた。
あー、調子が悪い。だめかなぁ。。。
また×にたいとか考え始めた。

６週間を耐えられないとなると、彼にとってもきついだろうな。と思うと余計辛くなる。
また、私が答えを出さなきゃと。。。。


ところが、夜の授業でちょっとビジネスになりそうなことを思いついた。
なんとなくそれからテンションが。。。

うーん、もう大丈夫かもしれない。
いいことばかり今は考えられる。
だめだったら×んじゃえばいいんだもんね。
いいや。それで。

神様、本当にごめんなさい。
でも、私は彼の今度の裏切りには生きられない。
許して下さい。

コメントしながら聞いて下さい、という最後にはなす手紙を書いた。

さぁ、これからはやらなければならないことを優先させて、このことを考えるのをやめよう。

もう、自分を消すならばどんな手段でもいいと、自分を許してあげることにしたんだから、
ただ彼の両親に私の両親の面倒だけはみてもらうことで納得させたんだから。。。
そこまで自分を落としたら、あとはがんばろう。

今日からは、先のことを考えるのをやめよう。
彼のことを考えて、×に方を考えて時間をつぶすのをやめよう。
これで帰国前に最後の電話をする時に、もう一度考えたらいいこと。

×んでしまうとしても、残りの２ヶ月を暗く生きても、明るく生きても結果が同じなら、残りを頑張ってみよう。

そして最後に掛けてみよう。

神様、こんな賭けをしても許して下さい。
きっと彼が彼女を選ぶならこれまで私がしたことが悪かったんだと言うことだと思います。
その時は×んで、私がその後悔を償うということを神様が望んでいるんだと、思わさせてください。

ただ、残りをがんばろう。。。。

本気で、、

本気で。

もう暫くの間、暗いことを考えるのをやめよう。

未来の私へ。
再スタートです。今度こそ、ちゃんと歩き出しましょう。

彼との三日間デートから帰ってきました。

空港であうまで超ブルーだった私。
もう会うのをやめちゃおうか、本当に思ってた。

ゲートの向こうから、きょろきょろしながら歩いてくる彼をみかけたら、
涙がもう止まらなかった。
アライバルのゲートで泣いてる人間も珍しい。
いきなりワンワン泣いて、彼に抱きしめてもらった。
伝わる温度、頭をなでる彼の手。
懐かしかった。他人のものになったと思ったその手が
まだ私の頭を優しくなでていた。

三日前の７時にあってから、今日のお昼まで彼が仕事に出た４時間を除いて、
ずっとずっとずうっぅぅぅぅぅぅぅぅと一緒にいた。
一緒に夜の町を歩き、色づく公園歩き、裸のまま何時間も何時間も一緒に寝ていた。

二日目の朝。
目覚めた彼が、いきなりキスをした。
すっかり忘れてたこの感覚。
そうだった。目覚めて一番初めにすることは、「キス」だった。
寝る前にすることも「キス」だった。
今思うと、もっと熱い熱いキスをしておけばよかったと思うけど、
嬉しくて感じすぎてしまった私にはディープキスができなくて、
ずっとずっとフレンチキスだった。

一日目の夜のＨがうまくいかなくて、彼の言葉が彼女のことのように思えて、
一日目の夜は１人で眠れなかった。
まだまだ、駄目な気持ちをひきずっていたから、ベッドの中で、
ひとり眠れずに終わるかもしれない恋を胸に彼の横で悩んでいた。
朝、起きてからの自分に思いを託して。

彼は素直。
愛しいと思うときは、眠たい時に手が伸びてくる。
半分寝ているその頭で、体全体を抱きしめてくる。

一日目の夜。
彼は、横にいる私に戸惑っているようだった。
いっそのこと邪魔なのかと、私に差し出されていた右手を首から１人ではずして、
ずっと考えていた。

目覚めた二日目の朝。
目覚ましで目覚めた二人。そしてキスをした彼。
ぎゅっと抱きしめられて、
そして、
思いはとけた。。。


×にたいと思っていた私の頭はとかされていた。

そして仕事に出掛ける彼。
１人でホテルで待ちながら、またいろいろなことを考えてはしまった。
ちゃんと彼に話そうと。
これまでのことを謝ろうと。
ちゃんと昨日の夜のＨの不安も話そうと。

仕事から昼過ぎに帰ってきた彼とお昼ご飯を
食べに街に出た。
ずっと行きたかった公園。
紅葉がまっさかりで、すっごい綺麗なのに
行くと彼を思い出すから行かなかった。
まさか彼がくると思わなかったから。
その公園に二人で出掛けた。
手を繋いだままずっと歩いた。

そして公園を抜けて、私が通う大学の道へ。
この道は彼が出掛けてから通るようになった道。
毎週、彼が彼女とのデートから深夜に帰ってくる
のを待って、何度も何度も電話して、
泣きながら彼の帰りを待って一人で歩いた道。
その道を彼と二人で手を繋いであるいていた。
なんだか現実感がなかった。
かれがまたこの街に来るなんて。
私が泣きながら歩いた道を、彼の口ずさむ唄を
聞きながら歩いてる。
夢みたいだった。

少し疲れてる彼を気遣って、早めにホテルに戻って、またＨをして、
６時から昼寝をした。
二人とも裸のまま。
時には抱き合って、そして離れて、また抱き合って。
意識の無い中で何度も何度も、彼の腕に抱かれて、彼の温度の中でとけていった。
全てが、、、

そのまま夜の１０時まで。
なんて贅沢な時間。

彼は言った「あと６週間だから、お願いだからがんばってくれ。」
「とまとが死ぬ前に俺が死にそうだ。」

笑っていたけど、本気だろう。
どんなにどんなに苦しめたのか。

「仕事してるか、心配してるかどっちかだった。」

ごめんね。

「気の休まる時がない。」

本当にごめんね。
私が悪かったんだよね。どんなに彼が悪くても
こんなに伝わる思いがある。
裸のままで１０時間もつながっていられる思いがまだ二人に残ってる。
なにより幸せだった。

「あと６週間だから。」

そうだ。残り６週間はがんばろう。

とまと、再スタートをきってみよう。
ブックマークしていた、自×関係のサイトを削って、
さぁテスト勉強。

合言葉は、、、、
がんばるぞ。

３ヶ月ぶりに彼に会いに行きます。

めちゃくちゃだったこの３ヶ月。
×んでしまった方が彼と幸せになるより
いいかもしれないと本気で今も
思ってる。

この気持ちがこの三日間でどこまで
変われるのか。
それ次第で未来が決まるような気がします。

彼もそう思っていると思う。

素直に「会いたい」と言える気分では
全然無い。
同じ事を彼が言ったらわたしは許せないの
だろうけど。

本当にそれでもいいと思ってる私が
消えない。

ある程度特別と今まで言われてきた。
頭も性格も、、、
神様が好んでくれるというのなら
早く召されても構わない。

「自×」は召されたことにならないのかな？

とにかく、これだけ会いたくない自分が
変われなかったらどうするんだろう。

全ては、三日後にわかるのかな。

夕方モーニングコールを日本にかけた。

とうとう彼が来るのだ。

長かったこの約３ヶ月。
頑張ったかと言うと、全然頑張れなかった。

今でも、彼女のことを考えるとどうやって×のうかなんて考えてる。
会ったらこの私の思考は変わるのかなぁ。

鬱な気分になりそうな自分をなんとか彼が来ることで、盛り上げてる。
なんとも変な気分。

体調が悪くて明るくなりきれないのかも。
最近本当に疲れやすい。
ダイエットが影響しているのかなぁ。

私の今の摂取カロリーって絶対１２００はきってるかも。
下手すると８００くらい？
そりゃ貧血にもなるってあなたって、感じなのかな。


あー、会いたい。
そして、会いたくない。

なんとも複雑な気分だなぁ。

電話を待っていました。
私の手紙が彼に届いたのが昨日の朝。手紙を読んで、判ってもらえなかったら、連絡したくなかったら、
もう電話もいらないよ、とメールに書いたから。
電話を待っていました。

手紙がついてから２４時間がたつのに連絡が無い。
あの手紙を読んでまさか連絡もしてこないはずはないと思っていました。
だけど、ギリギリの内容だったから、もしかしたらとは思っていました。
だから、考えているのかと待っていました。

最近はただ待っている時間はマイナス思考、養成時間なので、さっさと寝ることにしています。
今日も昼寝を決め込みました。

おきて日本は夜中の２時半。
全然おさまらない気持ち。

携帯に電話するなら、いいだろうとワンコールだけの電話。
それで気持ちは余計膨らんで…

電話をするのかしないのかだけ聞いてみようかと携帯にもう一度かけると今度は不通。
さっきはかかったのにと、もう一度かけると繋がらないと言うメッセージ。
これは彼が彼女と会っていて携帯を切っている時と、同じ状況。

まさか電話を聞いて嫌になって、彼女の部屋に泊まった？？？
と思ったら、手は部屋へのダイヤルを回していました。

彼の声。

第一声がでなくて、ずっと無言。
ようやくのことで一言発声しても、彼には聞こえないくらいの声。

結局話すことに。

手紙は彼の気持ちの状態が良くないので、読んでいないということ。
納得。
多分、それで今読んで判らないといわれても、私もなんのせいなのか判らなくなるだけ。
２千円をかけた速達でしたが、今回は破り捨てることになりました。

それからも少し話しました。
死にたい気持ちをわかって欲しいと言う私と、
なぜ可能性があるのに逃げ出そうとするのか、俺への気持ちや私の夢なんてそんなものなのかと悩むと言う彼。
恐ろしいほどにベクトルがあってない。。。
ただ、ここまであってないと笑えてしまった。

ここ二日の私の気持ちの調子が異常にいいのもラッキーだったのかな。
ただ、可能性があるのに逃げ出そうとする私の不誠実さを指摘されただけで終わってしまいました。
なんで？？？？？？
私はうつ病じゃないの？それは考えてくれないの？
と思ったけど、確実に健康な彼の思考にあわせていくことが
絶対的に正しいと思ったので、彼に合わせることに。

とにかく月曜日に彼がこちらにくる。
出張で。
泊まることができる。
二日間も。。。。。。。。。。。
きっととけちゃいそうだ、なにもかも。
気持ちも体も。

終わらなかった。
私のあの死にたいと言う気持ちはなんだったんだろう。

やっぱり彼しか立ち直らせることはできない。。。

私はそんなに単純なの？

彼と別れるまでうつ状態というのはやっぱりやめよう。うつ病で真剣に悩んでいる人たちに悪すぎる。

終わりかもしれない。

自分で終わらせたのだから、それでいい。

判ってくれないなら、それでいいと思った。


でも、今電話がくるかもしれないと思って待つ時間は、とてもとても忘れられるものでもなく、
耐えられそうな思いでもない。

いっそのこと×にたい気持ちの時に、これがくればよかったのにと思う。

もう少し待っていれば、×にたい気持ちもやってくるんだろう。

なのに今は、妙に元気でただ、自分で彼を追い込んで失ったことだけ。

ただ電話が掛かってこないという事実だけ。

終わりならいいと思った私はどこにいったの？

３ヶ月生きればいいだけなら、それでいいと思った私はどこにいったの？

彼がいなければ生きられないと思った、彼と一緒でなければ、私の思いは助からないと思った。
やっぱり判ってはもらえなかったのだろうか。

こんな私は。。。
もう、それでいいのかもしれない。